ごみを拾って仮想通貨ゲット、商品と交換 ゲーム感覚のイスラエル新アプリ

2021年11月19日12時06分

【ハイファAFP=時事】イスラエル北部の沿岸都市ハイファで、エリシャ?ベンマイアーさん(18)は飼い犬の散歩をしながら近所のごみ拾いをしている。新しく立ち上げられたアプリを使って、集めたごみを商品に交換するためだ。(寫真はイスラエル北部ハイファ近郊で、愛犬の散歩中にごみ拾いをするエリシャ?ベンマイアーさん)
 ごみをぎっしり詰めた袋1つにつき、仮想通貨「クリーン?コイン」10枚前後を獲得できる。コインをためると、協賛企業の商品と引き換えられる。
 イスラエルは1人當たりのごみ排出量が世界で最も多い國の一つ。國民にごみ拾いを奨勵するのが、この取り組みの目的だ。
 集めたごみの袋を近所のごみ捨て場に廃棄する前に、ベンマイアーさんは成果を寫真に撮影する。この日のごみはコイン30枚ほどになった。
 ハイファを拠點とする「クリーン?コイン」の共同創設者で最高経営責任者(CEO)のアダム?ラン氏(35)は、アプリを見せながら「地図上の黒い點が、ユーザーから報告のあったごみの位置だ」と説明した。「寫真からごみの量や場所が正確に把握でき、回収するのにごみ袋が何枚ぐらい必要か、コイン何枚分に相當するかが分かる」
 同社によると、アプリには既に1萬6000人以上が登録し、うち約1200人が毎週ごみ拾いをしている。
 同じく共同創設者でテクニカルディレクターを務めるガル?ラハト氏(21)は、アプリ設計に當たっては遊び心を大事にしたと語った。ユーザーはポイントを集め、レベルアップできる。「他のユーザーと競い合えるだけでなく、ゲーム感覚でごみを探しに行けるようにした」
 クリーン?コインは、電力消費の激しい「採掘(マイニング)」が必要な暗號資産ではなく、クーポン券に近い。ラン氏によれば、既に25ブランド余りが協賛し、服飾品の他に屋內クライミング施設やホテル利用などとのコイン交換が可能となっている。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

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