ノルウェー産サバ、1番人気の理由は「安定感」 空飛ぶ「サバヌーヴォー」も初上陸【大漁!水産部長の魚トピックス】

國産の多くは非食用

 サンマやサケと並んで、秋の旬を迎えたサバ。11月に入って各地で水揚げが活発化しているが、日本で一番食べられているのは「どこ産」のサバか、ご存じだろうか。実は、北歐?ノルウェー産が最も消費されている。今秋は、冷凍魚だけでなく生サバも空輸され、一段と存在感を増している。(時事通信水産部長 川本大吾)

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 國內で取れる魚のうち、イワシに次いで多いのがサバで、マサバとゴマサバを合わせ、北海道から九州まで年間約38萬トンが水揚げされている(2020年、農林水産省調べ)。ただ、脂が乗っていない小さなサバが大半で、養魚用の餌などに回されたり、海外へも輸出されたりしているため、國內で食べられているのは十數萬トン。多くを輸入に頼っているのが現狀だ。

日本のサバ消費の半分はノルウェー産

 一方、ノルウェーからのサバ輸入量は、冷凍品が約4萬6000トン(20年、財務省統計)。このほか、中國などを経由して三枚下ろしや骨抜きといった作業を経て、日本へ送られてくる分を合わせると10萬トンを超える。

 日本ではアイスランド産や韓國産も少量輸入しているが、ノルウェー水産物審議會(NSC)は「日本で消費されるサバ全體のおよそ半分がノルウェー産」と胸を張る。

築地の塩焼き、福井の「へしこ」も

 日本産のサバとの違いについて、東京?豊洲市場(江東區)の競り人は「大型魚はもちろん、小さくても脂の乗りが良いこと」と言う。冷凍ものだけに価格が安定していて確保しやすいメリットもあるとか。30年ほど前から國內に大量に流通しており、弁當や総菜用として人気があるほか、今では多くの料理店で使われている。

 築地場外市場(中央區)の和食店「北海番屋」では、サバの塩焼き用としてノルウェー産を仕入れている。店長は「その日によって価格や脂の乗りが違う國産のサバを使うことはほとんどない」と話す。

 福井県の伝統料理「へしこ」にもノルウェー産が定著している。サバを塩やぬかに漬けて作る保存食のへしこは、「かつて若狹灣で取れたサバを使っていたが、水揚げが減少。一時は青森県八戸産を手當てしていた時期もあったが、今では大半の加工業者がノルウェー産でへしこを作っている」と地元の水産會社は打ち明ける。

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